KOIZUMI郷の家04Mプラン・現場進捗状況! |
2016年03月25日 |
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最高の天候に恵まれておりますが、今週末は再び寒気による肌寒い日々が続いています。
おかげさまで、現場は完成に向けて順調に進んでおります。
今週末には、外壁サイディング工事も完了予定。
今月末には、内装・造作工事(大工さん仕事)も完了予定です。
収納スペース。
再度ご案いたしますが、4月23日・24日 (土・日曜日)には
『郷の家・完成見学会』を開催いたしますので宜しくお願いしますね。
では、今日の郷の家・豆知識講座~第10回目です!
『木材の人工乾燥ってよくないの?』
について返答・紹介しますね。
ここ最近、大手ハウスメーカーをはじめ多くのビルダーが無垢材を扱い始めています。
しかし、一言に『無垢材』・『天然木』と言ってもその樹種・加工法は実に様々。中には天然乾燥を推奨し、
人工乾燥を否定する方もいらっしゃいます。当社・郷の家の構造材をお使い頂いている方の中には、見学会
等で『人工乾燥は木に良くないって言われたんですけど・・・?』
と聞かれ、返答に困った経験があります。
本日は、当社がなぜ人工乾燥木材を使用するのか、返答・紹介しますね。
Q『人工乾燥は木の細胞を破壊し、調湿性能を低下させ色味も悪くする。』とお客様から聞きました。
A『人工乾燥によって細胞が破壊されることはありません。色は変色しますが、経年変化によって
起こる変化と同じです。また、人工乾燥が調湿性能を低下させることはありませんし、調湿効果
を優先させるより、木の収縮をなくすことの方が大事です。』と説明!
天日にさらす天然乾燥を推奨する会社が、人工乾燥を否定することが多々あります。これは単に
知識不足の発言です。天然乾燥では大気の湿度より含水率が下がることはありませんので、木材の
含水率は『室外平衡含水率』の15%~20%で止まってしまいます。
現在の住環境は、高気密・高断熱により過乾燥となるため
『室内平衡含水率』5%~10%に対応した木材が必要不可欠です。
逆に天然乾燥の木材は、住みだしてから様々な支障をきたすことが考えられます。
以上・第10回目の郷の家豆知識した!
㈱小泉組 営業部 菅 洋仁
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