KOIZUMI郷の家04Mプラン・現場進捗状況! |
2016年04月01日 |
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本日4月1日より、新年度がスタートいたしました。
まだ愛媛松山では、桜は満開ではありませんが今週末は最高のお花見日和になることと思います。
毎回の案内をさせて頂きますが、4月23日・24日(土・日)に郷の家完成見学会を開催いたします。
完成まで1カ月をきりましたが、内部造作物もぞくぞくと完成しております。
※乾燥無垢材(赤松)を使用した玄関収納。
※乾燥無垢材(赤松)を使用した階段下収納開き戸
※乾燥無垢材(赤松)を使用した片引戸(框タイプ)
上記の建具・造作物も取付完了しております。
では、今日の郷の家・豆知識講座~第11回目です。
『断熱材の豆知識!』について説明しますね。
以前、郷の家・床下で使用している断熱材《ビーズ法ポリスチレンフォーム》について説明しました。
ビーズ法ポリスチレンフォームは、熱伝導率の分類では最高の特号(0.034以下)に位置し、ビーズの
発泡量は一番少ない30倍発泡にして強度を出し、製品化の過程ではフロンを一切使っていないグリーン購入
法適合建材であり、南極の過酷な条件下でも、40年間性能が落ちなかった断熱材として知られています。
その他に、郷の家でも通常の天井の場合には断熱材はロックウールを使用しています。
ロックウールとは、溶鉱炉で鉄を作る際に発生するスラグや玄武岩などを、1500~1600℃の高温で
溶かして繊維化した綿状の断熱材です。
時々、ロックウールを日本語で表現すると『岩綿』と書くことがあるために、アスベスト(石綿)と同一の
ものではないかという誤解を生じさせることがありますが、全く別物です。
(注)ロックウールは人造の繊維であるのに対して、アスベストは天然の繊維です。
(注)ロックウールは非昌質(ガラス質)であるのに対して、アスベストは結晶質です。
他の断熱材ではロックウールと並び称されるのが、グラスウールです。
グラスウールは、けい砂・石英石・苦石炭・長石・ソーダ灰などを高温で溶かして繊維状にし、熱硬化性の
接着剤を吹付けて加圧成形したものです。簡単に言うと主原料はガラスです。
溶かしたガラスを遠心力で吹き飛ばして、ふわふわした綿状の細かい繊維にしてそこにフェノール樹脂を
主成分とする接着剤を加えて成形します。ガラス繊維としては白色ですが、接着剤の黄色が製品の色になって
います。
まだまだ他にも、たくさんの断熱材が存在していますが、熱伝導率で分類してみるのがわかりやすいでしょう!
以上・第11回目の郷の家豆知識講座でした。
㈱小泉組 営業部 菅 洋仁
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